妊娠中は「無理しないでね」「体は大丈夫?」私のことをとてもいたわってくれた、じいじとばあば。
でも孫が生まれたとたん、じいじ・ばあばの関心は一気に孫に向かい、私がちょっと相談をしても、うわの空です。
孫がかわいいのはわかるけれど、ちょっと寂しくなってしまいます・・・。
■じいじ・ばあばの気持ち
・私は、わが子のサポートをするために、孫家族と同居します。
そのため、孫はかわいいのですが、わが子をサポートしたいという気持ちが強いです。
・孫がこんなにかわいいものだとは思いませんでした。
自分の子どもだと、将来に対しての責任が強く、かわいいがるだけでは済まされません。
孫は将来に対する責任が自分の子よりは軽いため、純粋にかわいがることができます。
・パパ・ママを心配していない、じいじ・ばあばはいないと思います。
私自身、孫も、パパ・ママもどちらも気にかけていますよ。
「じいじ・ばあばの気持ち」と「ママの気持ち」にはギャップがある
回答:大日向 雅美さん 「じいじ・ばあばの気持ち」と「パパ・ママの気持ち」にはギャップがあるのだと思います。 じいじ・ばあばは、孫と同じくらい、パパ・ママのことを気にかけています。 しかし、孫のかわいさは「魔物」です。 パパ・ママに対する、いたわる気持ちの表現よりも、孫に対するかわいいという表現の方が強く見えてしまうのです。 パパ・ママはすごく責任を背負って子育てをしています。 孫に「かわいいね」とかける言葉の3倍くらいになるように意識して、パパ・ママに「お疲れさまね」「大変ね」といたわりの言葉をかけるようにしましょう。 意識的にこれくらいの差をつけると、孫とパパ・ママへの気持ちの表現が同じくらいに見えるのではないかと思います。 コミュニケーションはとても大切です。 言いたいことを言い合えて、気持ちよく相手の意見を聞ける環境を作れるといいと思います。 そのためには、じいじ・ばあばは、娘や息子をいつまでも“子ども”だと考えないことが必要です。 かわいいわが子と言えど、子どもを持つパパとママなのです。 別人格として対話することが必要です。
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